その他／漆器　箱膳　58729

箱膳と言えば、「無垢か簡単な塗り」の物が多いですが、この商品は「天然木の地」に、
塗りの堅い「黒本漆塗り梨地」を施した、珍しく「上手な品」です。
丹後の裕福な商家で大切に保存されていました。おそらく主人が使っていた物でしょうね。
「花台や文箱」とされても、良いですね。確りとした一品です。

以下、問題点です。

枠内は、蓋上部角の「すり減り」、円内は小さな「当たり疵」です。

枠内は、蓋下部角の「すり減り」です。

枠内は、本体上部角の「すり減り」です。

枠内は、本体上部角の「すり減り」です。

ご覧の通り「スレ」と、枠内は「細い、漆の剥がれ」です。

抽斗の「取っ手の金具」が出ているものですが「隠して有り」また、
取り出し易い様に「縁取り」がしてあります。
ご覧の通り「スレ」が有ります。

抽斗底面の「スレ」と、枠内は角の「漆の剥がれ」です。

本体底面の「スレ」と、枠内は角の「すり減り」、円内は「当たり疵」です。

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